2011年4月4日月曜日

公示地価 全用途で下落幅広がる 静岡

 平成22年の静岡県内の地価は住宅地、商業地ともに2年連続で下落したことが、国土交通省が18日に発表した1月1日現在の公示地価で分かった。住宅地、商業地を含むすべての土地用途で前年度に比べて下落幅が広がっており、景気の冷え込みを受けて土地需要が急速に落ち込んでいることを裏付けた。

 調査は県内35市町の716地点で実施。1 グッチ コピー
平方メートル当たりの平均価格は、住宅地が8万800円(前年比で2?2%下落)、商業地が15万4100円(同2?7%下落)だった。いずれも2年連続の下落だが、下落幅は全国平均(住宅地4?2%、商業地6?1%)よりも緩やかだった。

 全県的に地価が下落する中、土地需要が底堅い県東部は地価変動率の上位を占めた。中でも長泉町は、住宅地
2地点で前年よりも上昇。住宅地価が前年を上回ったのは、全国1万7830地点のうち長泉町の2地点を含む6地点だけだった。県土地対策室は「長泉町は出生率が県内トップで子育てしやすい町として定評がある上、新幹線の三島駅に近く首都圏に通勤できるため、若い世代に人気が高い」と分析している。

 商業地では、静岡市や浜松市の中心市街地の christian louboutin
落ち込みが目立ち、浜松市中区鍛冶町は前年比で12?4%、静岡市葵区昭和町も前年比で8?8%下落した。景気後退による売り上げ減で、新規出店見合わせやテナント撤退、空き室の長期化が進み、地元投資家の需要が大きく減少したことが要因とみられる。

 前年、商業地の地価上昇率で全国1位となった静岡市駿河区長沼は、付近にマンションが林立し
て商業地価として参考になりにくいとして、今年は調査地点から外れた。

引用元:sun rmt